2015/10/14 絆を深める秋の運動会

 孫の通う浜松市立追分小学校区の運動会に行ってきた。
実は、古戦場犀ケ崖に隣接しているこの小学校は、ずっと昔私も通った小学校でもある。
今は、1学年1クラスということだが、秋空の下、運動会には300人くらいの子供から大人まで集まって活気に溢れていた。

 少子化で、学校の統廃合が進められている。浜松市天竜区や北区などの高校はすでに統廃合がされた。もし、母校が廃校にでもなったらどうしよう。できるだけ存続を願って行動を起こすかもしれない。
しかし、少子化は確実に進んでいるのだから、そう簡単に解決できるとは思えない。

 子どもの数は減っても、安心して暮らすためには地域のコミュニティの役割は大きい。追分小学校区の運動会は、関わる7つの自治会が協力し、家族総出で開催している。運動会は核となる学校を中心に、人と人の繋がりの絆を深めることができると言える。絆は、家族同士でも近所同士でも久しぶりに会った旧友とも深めることができる。だから学校の存在は、地域に大きな意義を持たせている。

 秋は、運動会のほか、氏神様のお祭りなどがある。それらの行事に参加しながら地域の人と仲良くなっていくことが豊かな社会といえるのではないだろうか。